移転しました。大阪 レストラン案内 {大阪のレストラン、料理屋、うなぎ屋、天ぷら屋、中華料理、インド料理店、トルコ料理店の紹介です。}

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  大阪で今までに行ったことのあるレストランの紹介です。
  尚、感想については個人的な意見で、紹介文も当時の知識を元にしてますのでミスがあってもご容赦下さい。

  何年もかけての記録ですので、データーが古いものもあります。ご容赦下さい。

  星の欄につきましては、ミシュランの星になりますので日本のレストランについては”*”を付けてありますが、メンバーが特にお奨めしたいレストランについては★マークを記入しています。
  また、星の数字の隣の”+”はコストパフォーマンスが高いと思える店です。

フランス料理・イタリア料理
 
レストラン名 住所 TEL 休日
ル・ヴァンサンク 大阪市中央区西心斎橋1−9−31 辻本ビル 1F 06-6245-6223 年末年始
紹介
  99年(平成11年)にシェフだった原さんが店を買い取り独立された。前身のビストロ 25時代にはよく通った店だが、体制が変わってからは行っていない。評価は、ビストロ 25時代のものになります。

  関西フランス料理界の牽引車的な役割の店でした。本国より、他の国のフランス料理に注目し、アジアの素材などを良く使っておられました。現在も、その時のクオリティーを保っていて欲しい店です。

  最寄り駅は、地下鉄、心斎橋駅  要予約。
感想
メニューへ戻る   日本のフランス料理店の中では、東京のロオジエと並び大好きだった店。
  トリュフのカネロニは、トリュフ料理の中でも 3本の指に入る至高の一品。2 月頃に行くと、フレッシュのトリュフがふんだんに使われ、カネロニを切るとトリュフの何ともいえない妖しい香りが広がり、カニの甘い肉とクリームソースを引き立ててくれます。
  トリュフづくしのコースを頼んだ時のトリュフのアイスクリームも最高でした。トリュフ大好き人間の私には、たまらない一夜でしたね。

  また、機会があれば行ってみたいです。よくしてくれたメートルの新井氏が健在であればいいのですが。(体制が変わってしまい、スタッフがかなり入れ替わったと聞いたことがあり心配です。で、サイトを確認してみたところ、新井氏の御存顔が無かったようで、とても残念です。)

  90年代は間違いなく、関西で一番、お奨めのフランス料理店でした。
  ただ、現在、お店のワインリストを、お店のホームページで見る限り、豊富だったワインリストが貧弱になったような気がして、レベルダウンしたのかと思ってしまいます。そんなことがない様に祈りたいものです。

  私の評価は、総合 19、料理 19 です。

ローズルーム 大阪市北区堂島浜1-3-1 大阪全日空ホテル2F 06-6347-1112 なし,
紹介

  全日空ホテルのメインダイニング。99年から 00年にかけて一時閉店していたそうですが復活しています。ただし、有名なシェフだった横田料理長は東京に移動されたそうです。

  最寄り駅は、JR 東西線、北新地駅。要予約。
感想
メニューへ戻る   91年に行った時は本当においしかった。鳩の料理では、ここで食べたものか、レ・クレイエールで食べたものが甲乙つけられないくらいのおいしさだった。

  その後、色々なことがあったらしく 2001年に行った時は、10年前の感動は無かった。客席も、平日とは言えガラガラで、ワインリストは貧弱なものになってしまっていた。(違う部署から取って来てもらったが。)全体に、落ち目なように感じてしまった。

  決して悪いと言うわけではないのだが、やはり、昔の印象が良かっただけに、寂しい感じがしたのは確かである。

  私の評価は、総合 16、料理 15.5 です。

ブルディガラ
ハービスプラザ

*+★ 大阪市北区梅田2‐5‐25 ハービスプラザ B2 06-6343-7108 年末年始
紹介

  ワインの輸入販売を手がけるエノテカが経営するレストラン →最近独立した模様です。ただし提携はしているようです。
  ワインの輸入販売の提携会社の経営だけあって、ワインリストは壮観。フランスからの直輸なので品質は抜群である上、値段が安い。その上、サービス料が要らないので1割、安上がりになる。

  最寄り駅は、各沿線大阪、梅田。
  予約するほうが望ましい。(しないと席が取れない可能性が大。)
感想
メニューへ戻る   最近は、ここばかり行っていますね。何せ、いいワインが安く飲めるのはありがたいこと。料理も水準以上ですし、特別料理を頼めば、すばらしいものを出してくれます。

  個人的な、お奨め料理は、04年の段階では、スモークサーモンのティエド(生暖かい)スタイル、フォアグラのソテー(グラスで、ソーテルヌを頼みましょう。)リ・ド・ヴォーのブール・ノワゼット(はしばみバターソース)などを前菜から(以上、場合によってメニューにないこともあるが、05 年段階でもお奨め。)、メインは色々ありますが、岩手短角牛のグリルや鴨のコンフィーが、私の好みですね。

  04年は、すばらしいものをご馳走になりました。
  岩手産野鴨のサルミソース、そして、これにあわせてブルゴーニュの古いものを、と頼んでいたところ、なんと、アンリ・ジャイエのヴォーヌ・ロマネ、クロ・パランドゥ 1988 を出してくれました。
  かなり探し回ってくれたらしく、この 2つの取り合わせは完璧なマリアージュ。それだけで飲むと、まだ、フランボワーズのような果物の香りが強かったワインが、鴨の血の味と合わさると、ワイン自身が持っていた獣の香りが立ち上り、すばらしい感動を与えてくれました。まさに、これこそマリアージュ。ワインが料理を引き立て、料理がワインの真価を発揮させていました。
  その前に飲んだコシュデュリのムルソー85もすばらしく、最高の一夜でした。

  2006 年、8 月に頂いた甘鯛のウニソース(特別料理)は、甘鯛が鱗付きでバリバリに焼かれており、ウニソースは風味と旨味はしっかりしているのに重くならない秀逸なもの。シャラン産鴨のローストもエギュイットにせず、角切りで食べさせるため肉汁があふれ、甘いソースとのマッチングも素晴らしい料理になっていました。昨今、料理のレベルも、かなり上がってきたと思います。
  ここは、本当に気軽に軽く食べることも出来ますし、お任せメニューを組んでもらい、正装して豪華に楽しむことも出来る幅の広いレストランですので、その日の目的にあわせて、使い分ければいいと思います。
  食後も、ポルト、コニャックなどと共に、シガーも楽しめますし、シガーも、これが欲しいと前もって言っておけば、すぐ近くにあるシガークラブで買っておいてもらえますよ。(シガーサービスをしてもらってもサービス料が付かないので、お店の人には悪いですが。)

  ワインを楽しむことを第一に考えるのであれば、ここが一番、お奨めかもしれません。特にボルドー物は豊富です。

  長らく大阪店でお世話になった片桐氏が、2006 年 11 月 中旬をもってブルディガラ 六本木店 のマネージャーとして転勤されました。彼の見識は高く、ワインのことなら彼に尋ねれば満足できると言う信頼感があったので私達にとってこの転勤は残念ですが、今後の片桐氏のご活躍により六本木店の名声が高まることを期待し、エールを送りたいと思います。

  私の評価は、総合 18.5、料理 17 です。

スプレンディード 大阪府大阪市北区梅田2-5-25
ザ・リッツ・カールトン大阪 1F
06-6343-7020 なし
紹介

  リッツ・カールトンホテルにある地中海レストラン。シェフがアメリカ人に変わってからというもの、少し、アメリカナイズされた皿が増えてしまった。(ベリー系の甘いソースが多くなった。)(04の段階。)

  最寄り駅は各沿線、大阪、梅田。予約するほうが望ましい。
感想
メニューへ戻る   少し前までは良く利用していましたがシェフが変わって以来、行く気がしません。どうも、あの甘いソースは好みで無いですね。値段も高めの設定だと思います。
  ただ、雰囲気はホテルだけあって良いので、料理が口に合う方にはいい所だと思います。

  私の評価は、総合 15.5、料理 14 です。

ステラマリス
大阪市北区大淀中1-1-20 ウエスティンホテル1F 06-6440-1063 なし
紹介

  ウエスティンホテルの 1F にある地中海料理。メニューはプリフィクス形式で、三種類用意されている。

  最寄り駅は、阪急十三駅、各沿線、大阪、梅田駅からホテルのバス利用。予約するほうが望ましい。
感想
メニューへ戻る

   プリフィクスの各構成の選択肢は、それほど多くなく、4 〜 5 種類程で、5 皿構成のコースを選ぶと、オー・ド・ブルから 2 皿、メインから 2 皿(あと一つはパスタ)から選ぶことになるので、さらに選択肢は狭められる。特にメインには魚も肉も含まれているので、魚から魚、肉から肉とメインを構成したい人には少々選択肢が少ないのではとも思える。メインダイニングではないので、致し方ないのかもしれないが。

  料理の方だが、一回しか行っていないので、評価するには早計過ぎるかもしれないが、前菜のレベルはなかなかのもの。大根で巻いたフォワグラのコンソメソースも、コンソメの風味良く、フォワグラもなかなか良質である。鶉とラングスティーヌのサラダにしても、アメリケーヌ風のソースと良くマッチしている。
  パスタは各種チーズのソースにしたが、いささか塩が強すぎる。チーズから生じる塩の計算に狂いがあったのか。食べられるぎりぎりのラインであった。(あと少し塩辛いと食べられたない。そのぎりぎりを狙ったのかもしれないが。)

  メインには肉を二種類。鴨と羊にしたが、それぞれ、失敗などは見当たらないものの、満足できるとも言いがたい。同行者が食べた特性ブイヤベースも、洗練されて入るのだが、望んでいるスープ・ド・ポワソンの荒々しい風味にかけているので、本物のそれを望む人には物足りない。また、アイオリ、ルイユと言った添え物もなく、寂しい限りである。もっとも、一つの魚料理としては、トマト風味の軽いスープと、各種魚貝の味わいは十分である。

  さて、サービスだが、我々がメインダイニングの常連であることがわかった後には、色々とサービスをしてくれたが、これが一見であった場合、少し厳しく見なければならないことがある。

  • 料理をオーダーした後にすぐにワインリストを持ってこない。(ワインリストを下さいと要求しなければならなかった。)
  • 頼んでおいたミネラルウォーターがなかなか来ない。
  • 赤ワインを選択する時に、こちらの提示したワインよりも、はるかに高額のワインを提示する。
  • オリジナルカクテルについてたずねた所、聞きにいかなければ、その内容を知らない。

  など、ホテルのレストランとしては、どうしたものか。と感じられる部分がいくつかある。

  最後に、注文した赤ワインの仕入先が、そこそこ有名な安売り店である所にも、ホテルらしからぬ感じがした。確かに、一般の人には輸入業者の名前を見て、それが安売り店と気付く人はいないかもしれないが、知っている人が見ればわかるわけで、また、気付かれる気付かれないに関わらず、やはり、高い価格で販売しているのだから、信頼できる輸入業者(出来れば正規ルート)で仕入れをしてもらいたい。

  ウエスティンのカードを持っている我々は、25% OFF になるので、それを考慮すると、また行ってもよいと判断できるが、それが無いとすると、少々厳しく評価せざるを得ない。しかし、サービスはすぐにでも改善できることを考えると、単に料理だけで見た場合、気軽に利用する感じで使うのであれば、合格点をあげることは出来る。

  私の評価は、総合 13.5、料理 14.25 です。

その他の料理
 
レストラン名 住所 TEL 休日
はなの
(てんぷらコーナー)
大阪市北区大淀中1-1-20 ウエスティンホテル3F 06-6440-1066 なし
紹介
  ウエスティンホテルのメインダイニングの和食の店のてんぷらコーナー。かなり変わったネタもあり、てんぷら好きにはいいお店だろう。

  ただし、予約は取りにくいので、早めにしたほうがいい。 難点は酒がやや高めなことと、料理自体も高い。ただし、料理はそれだけのネタをそろえている。

  最寄り駅は、阪急十三駅、各沿線、大阪、梅田駅からホテルのバス利用。予約するほうが望ましい。(予約なしでは席は取れないと思います。)
感想
メニューへ戻る   すばらしいネタがある。特に、蒸しあわびと、ウニは絶品。車海老、穴子もすばらしい。ただ、私が個人的にてんぷらはそんなに好きでないので評価は低くなるが、てんぷら好きの知人に言わせると、ここはたまらない店らしい。

  ただ、値段も高いので覚悟して行くこと。残念なのは、ホテルの中にあるのに、てんぷらにあったワインのセレクションがなされていないことが挙げられる。 リストは他の部署のものを持ってくるので、数はそろっているが、てんぷらには合いそうに無いものが多い。この点で、すでに無くなってしまった、ホテルプラザのてんぷら屋にかなわない。

  私の評価は、総合 15.25、料理 15 です。

てんぷら料理 ふる田 *+ 大阪市福島区福島 5-14-12 プラザUビル 3F 06-6442-0252
紹介

  閉店したホテルプラザのてんぷらコーナーの主任だった古田さんが独立して開いた店。プラザの味が、ほぼそのまま味わえる。
  JR 福島駅からすぐにあり便利だが、酒の種類は少ない。ただ、コストパフォーマンスは高い店だと思う。

  最寄り駅はJR 環状線、福島駅。
  また、お休みは、月に一回、定休日とは別にあるようです。
感想
メニューへ戻る   よく行っていたホテルプラザの味なので懐かしい気がする。海老のすり身を大葉で包んで揚げたものなどの、プラザ時代のスペシャリテも健在でうれしい限りである。

  ただ、残念なのは酒の種類が少なく、ワインに至ってはヴァン・ド・ターブルが赤白1種類ずつしかないこと。
  私が、その店の総合の評価をする場合、フレンチ、イタリアン以外の点数が低くなる最大の理由は、他の料理が酒の種類が少なく、その相性まで考えていないことが挙げられる。

  この店の場合、コストパフォーマンスが高いので、気軽に行けるところが利点で、それでいてかなりのレベルのものを食べさせてくれる。てんぷら好きの人にはお勧めである。ただし、変わったネタはそれほど無い。

  私の評価は、総合 13、料理 14.5 です。

うなぎ 竹丁 *★ 大阪市中央区安堂寺町 1丁目2−5 06-6761-3980 日 祝
紹介
  辺鄙な所あり、偏屈な主人がやっているうなぎ屋。店は狭く愛想も無い。しかし、うなぎは絶品。特上うなぎは目の前で捌き、その後焼いてくれる。場所を探すのに一苦労するが、行ってみる価値はある。
感想
メニューへ戻る   ここのうなぎは、今まで食べた中でダントツにおいしい。場所柄、しょっちゅう行けないが、うなぎを食べるなら、ここに行きたくなる。

  ただし、この店にサービスとかを期待してはいけない。値段も特上のものは高い。しかし、それらを超越した美味さが、ここのうなぎにはある。
  値段が高いのは、うなぎを生かしておくためにかかる氷代と、絶えず火を点けておかねばならない備長炭の値段らしいから理解してあげよう。

  昼食にしか行ったことは無いが、おそらく酒もいいものは置いてなさそうなので、「うなぎを食べながらおいしい酒を。」というわけにはいかないと思う。この店は、本当にうなぎだけを堪能する店だといえよう。

  なお、無口なご主人と、愛想のよくない奥さんとは、よく口喧嘩をするらしい。

  私の評価は、総合 12.5、料理 15.5 です。

その他の料理
 
レストラン名 住所 TEL 休日
胡宮
↓↓↓
大阪市北区大淀中1-1-20 ウエスティンホテル3F 06-6440-1065 なし
紹介

  ウエスティンホテルのメインダイニングの中華料理。まあ、関西では安定している中華料理店だと思います。

  最寄り駅は、阪急十三駅、各沿線、大阪、梅田駅からホテルのバス利用。予約するほうが望ましい。
感想
メニューへ戻る   ここも10年ほど前は本当にすばらしかったが、最近少し元気が無いように感じる(04年の段階)。
  お客さんは良く入っている方だが、変わった料理が次々姿を消していってしまった。”つばめの巣の絹笠茸包み”などすばらしい料理だったのになくなってしまったし、デザートの”つばめの巣のココナッツミルク”もなくなってしまった。出ないからかもしれないが、その分、普通の中華レストランになりつつある。残念なことだ。

  特に正月は、2004年からプリフィクスしかなくなり、主菜の単品メニューはあるが、前菜の分のメニューは作っておらず、注文は出来るが値段などがわからなかった。これは、ホテルとしては致命的な怠慢ではないだろうか

  06年、夏に行った時のこと。この日は、いつも一緒に行っているメンバーではなく、違う面子と予約し、かつ、こちらの電話番号も違う場所で予約した。(一応、いつもの電話番号も伝え、名前はいつもと同じ名義で取った。)
  まず赴いて席に案内するまでに少し待たされた。案内された席は、普段使っているとは思えない端の席。決して満席であったわけではない。こちらは前日とは言え予約しているのだから、もう少し考慮して欲しい。(テーブルに普段はどこにも置いてある豆板醤と芥子のセットが無かった。)
  メニューを渡され、食前酒を飲んだ後、オーダーをなかなか取に来ない。紹興酒のロックを注文したが、最初の一杯は作ってくれたものの、二杯目は空になってもなかなか作らない。テーブル横においてくれていれば自分で作るが、届かない位置に置かれていたから自分でも出来ない。ソムリエは横のテーブルの常連相手に、活け伊勢海老や、ミル貝を見せてるのに熱心で、こちらのテーブルを確認しないなど、サービスが劣悪であった。町場のレストランならいざ知らず、はるかに一見の客を相手にするホテルにおける、このようなサービスのあり方は首を傾げざるを得ない。
  黒服以外のスタッフもあまり気がきかない。実質、二杯目の紹興酒を作ったのは、話に夢中になっていたソムリエであり、他のサービススタッフは全く気づかなかった。
  こちらも料理は相当の物を注文した。(総額二人で¥46000。決して安い額ではない。) にもかかわらず、全てのサービスはコミが行い、会計もテーブルで受けてくれない。正直、幻滅すると共に、一見の方は、不快な思いをする可能性があるので、ここはお奨めすることが出来ないとすら言いたくなる。
  料理の出来自体は変わらない。しかし、季節のお奨めメニューはなくなり、コースにのみ組み込まれていた。大阪では高級でかつ斬新なものを頼む客がいないからか、皆、何も考えずにコースを頼むからか、またその両方かも知れないが、10年以上前の胡宮と比べると、もはや料理、サービスともに一流店と言い切ることは出来ないように感じた。
  たまたまです。とホテルの人は言い切るかもしれない。しかし、お客は、たまたまにしか来ないものだ。先も述べたが、一見を相手にするのが仕事とも言えるホテルのメインダイニングにあって、このような失態はあってはならないのでは無いだろうか。猛省を促すしだいである。

  私の評価は、総合 14、料理 16.25です。

アショカ 大阪府大阪市北区梅田1-9-20 大阪マルビル B2 06-6346-0333 第 3 月曜
紹介

  丸ビル内にあるインド料理屋。ゲイロード、カマール(現在は閉店中)と姉妹店である。インド料理としては品揃えも豊富で、きちんとタンドールがあるので、十分楽しめる店。

  最寄り駅は各沿線、梅田又は大阪駅。
感想
メニューへ戻る   総じて無難な味。兵庫版に載せているカマールと比べると今ひとつ深みにかけ、タンドールチキンもシークカバブも同じようなスパイスの味がする。(実際、カマールでは各タンドール料理にあわせてスパイスの配合を変えていたらしい。)

  ただ水準以上であることは事実で、カマール閉店後はここか、まだ行っていないが神戸のゲイロードにしか行く気にはなれない。(特にタンドールが無かったり、その種類が少ない店は好みではないので。)大阪での昼食にはなかなかいいと思う。

  2006 年になってから、久しぶりに訪れました。一番辛いカレーを選択してみると、辛さに強い私でも十分な辛さなので、普通の方は、それを選択しないほうがよいでしょう。(カレーの種類ではなく、カレーの辛さのチョイスです。)
  私は特に感じなかったのですが、同行者がサービスについて冷たい感じを受けるとの指摘があり、言われてみればと思いました。そこで今回、総合点を少し下げました。
(その後、もう一度行った時は改善されていました。)

  私の評価は、総合 13.5、料理 13.75 です。

コヒヌール 大阪市北区梅田 2-5-25 ハービスプラザ B2 06-6343-7112 なし
紹介

  ハービス大阪内にあるインド料理屋。全体的にマイルドな仕上がりなので初心者に向いているといえる。

  最寄り駅は各沿線、梅田又は大阪駅。
感想
メニューへ戻る   総じてマイルド。品数もそう多くは無く、値段も抑え目に設定されている。そのため、私には少々物足りない。
  また、タンドール単品にシークカバブが無く、シークカバブは他の何かと抱き合わせになっている所も頂けない。アショカに比べると今ひとつ深みにかける。

  サービスは正直悪いと言うしかない。スタッフの数が少ないからか、客が入ってきてもなかなか案内していなかったり、オーダーを取りに来るのが遅かったりしていた。特に、インド人の女性は経験が足りず、それをカバーする人を配置してあげるべきだろう。

  尚、カレーは辛さ調節が出来るが、ホットと頼んだ私のカレーはとてもホットとは思えなかった。また、タンドールムルグ(タンドリーチキン)の火が完全に入っていない部分があった。

  私の評価は、総合 11.5、料理 12 です。

イスタンブール
コナック
大阪市西区南堀江 1-11-1 栗本建設ビル B1 06-6534-7277 なし
紹介

  世界三大料理のひとつに数えられるトルコ料理のお店。1999年に大阪で初めて出来たトルコ料理店で、トルコのイスタンブールのスルタンアフメット地区にある”KONAK RESTAURANT”を営むファミリーのもと育まれたトルコ本場の味を提供している。
  ベリーダンスショーなども定期的に行っている模様で、そちらでも楽しめるようです。

  最寄り駅は地下鉄 四つ橋線 四ツ橋駅 5番出口 すぐ。
感想
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  新しい料理の分野を開拓しようとトルコ料理に始めていきました。なにせ元はビザンチウムという古代ローマ時代からの都市で、コンスタンティヌス帝の時代にはローマ帝国の都となり、その後も長らくビザンツ帝国の都として栄えイスラムに征服されオスマントルコの都イスタンブールとなってからも栄華を誇った歴史ある国の料理だけあって世界三大料理に数えられる背景は納得出来ます。

  さて、その料理ですが時代背景からも、また小アジアというオリエントとオチデントが交わる場所からも、料理のルーツは二つに分かれると思える品がたくさんあり楽しめます。地中海料理を思わせるオチデント風な料理、インドやイスラムに強く影響を受けたであろうオリエント的な料理が数多くあり、とくに前菜においてこれらが楽しめます。

  肉料理はイスラム的なものが多いのですが、スパイスはインド料理に比べると控えめというか殆ど感じず素材を丁寧に調理した素朴な味わいと感じます。刺激を求めていくエスニックと言うよりも、その歴史背景や文化の交流地点の料理として楽しんだ方が良いでしょう。
  相対的に安く美味しく楽しめる料理で、特にドネルケバブ、シシケバブそしてスパイスがしっかりしているアダナケバブは是非とも食べていただきたい。

  現在、トルコ人はかなりドイツに入られている方が多いようですが、そのせいか、エルナ・アドリアーンでの感想と重なる点が幾つかあります。
  まず、肉料理の付けあわせが皆同じで、盛り付けも同じ。芋、ピラフ、酢漬けの野菜など全てが使いまわしになっています。そして素朴な味わいの料理。ミンチになっているものが多いのですが、このミンチを腸詰にしたと考えると・・・。
  思い込みだとは思いますが、フレンチ、イタリアン、スペイン料理と比べると付け合せのハーモニーと言う点では、まだまだだなと思えるところがありますが、これがトルコ料理だと言われれば、そういうものだと納得は行きます。なにせインド料理なども付け合せには無頓着ですから、こう言うところまで神経を使っている料理の方が珍しいと言えるのかもしれません。

  酒はトルコのビールを飲みましたが、これもドイツのビールに似ています。ピルスナーですし(しかも後ろの横文字はドイツ語でした。)
  カクテルもなかなか美味しく、軽くつまみながら飲むと言う使い方も可能だと思います。
  そして何より、イスラム圏でも仕事をされたことのある、あかあかや先生が本物と賞賛された本場イスラム圏のコーヒー、トルココーヒーを是非、飲んで頂きたい。濃厚にして苦くボディーもある。そして澱?が大量に・・。この濃さならシガーとも十分楽しめます。注文すると砂糖入りで来るので、砂糖抜きで一度試してみたいですね。

  サービスはトルコ人の方が一人で担当されていましたが、日本語が少し通じにくいところ以外は快適なサービスをしてくれました。
  ここも近場にあればたまに利用したいと思わせてくれるお店でした。

  私の評価は、総合 13.75、料理 13.75 です。

カルタゴ キッチン 大阪市北区梅田 1-11-4 大阪駅前 第 4 ビルB1 06-6341-0048 月、金曜昼
紹介

  大阪駅前第四ビルの中にあるチュニジア料理店。エスニックでありながら、ワインが楽しめる稀有な存在。チュニジアワインは南仏のそれに似ていて、クスクスなど料理と良くあう。

  最寄り駅は各沿線、梅田又は大阪駅。
感想
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  エスニックな雰囲気を楽しみながらワインをあわせる楽しみもあるのが北アフリカ料理の醍醐味。料理はスパイスが少し効いているものの完全にオチデントの料理で地中海料理にわずかにスパイスが効いている感じで食べやすい。チュニジアワインも南仏で使われているカリニャン、グルナッシュが主体で良く似ている。特にヴューマゴンはかなりの出来栄え。

  料理はクスクスを初め楽しめるものが多いが総じて量が少なめ。パリで食べた北アフリカ料理では相当こたえた記憶があったので、いささか拍子抜けしたが、普通の日本人にはちょうど良いのかもしれない。
  サービスには日本人女性が居るし、チュニジアの方々も日本語は十分通じるので心配はない。(フランス語、アラビア語もしゃべれるそうです。)

  私の評価は、総合 14、料理 13.75 です。

青冥(梅田店)
NEW!!
*+ 大阪府大阪市北区曽根崎 2-12-7 梅田第 1 ビル B1 06-6313-5335 第 3日曜日
紹介

  大阪界隈、京都にも支店を持つ 1967年創業の老舗中華料理店。牛肉の味噌炒めを北京ダックを包む皮で包んで食べる料理が名物。高級食材を使った料理も用意されている。

  最寄り駅は地下鉄谷町線東梅田駅 又は、各沿線、梅田又は大阪駅。
感想
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  もう何年も前になるでしょうか。子供の頃から各店舗を利用していました。学生の頃は家業の打ち上げなどに宴会としても使っていましたが、本当にそれ以来ご無沙汰していまいた。しかし、最近、高級食材を用いた中華にそれほど魅力を感じなくなり、それよりも簡単に手軽に食べられ、美味しい中華は無いものかと探していたところ、思い出しての訪問となりました。

  さすがに各地に支店を持っているだけあって味の安定感は抜群で、ほぼ 15年ぶりくらいの来店になるのですが、その頃と変化はありません。そして何より驚いたのが味、料の割に値段が安い。東坡肉(トンポーロー)に用いられている豚ばら肉は、きちんと皮付きで、大きな豚バラの塊が 1本、揚げパンが 1つで¥770(4本で一皿扱いでしたので一皿 ¥3080)。その他の料理も¥1000前後と抑え目な価格帯になっています。

  味付けは全体的に大阪にしては濃い目だが、このくらいの味のほうが自分的には好みである。 感動的なオートキュイジーヌよりも、鶏や豚、牛などの普通の食材で作られた料理を楽しむ使い方であれば、満足感の高い店だと思う。尚、一皿あたりの分量もそれなりにあるので、一人で行った場合はコースを頼んだ方が良いだろう。複数の人数で取り分けて食べるなら、ア・ラ・カルトで食べたいものを頼むと良い。ちなみに健啖家の私と、まあ至って普通なあかあかや先生と 2名で 5品オーダーし、満腹になった。これで一人¥3700 程度で収まります。

  昼食に使ったため酒のメニューについては少しだけ見たが、普通の紹興酒が¥4000 と、こちらもまあ良心的な価格。サービスはパートの方ばかりで、高いレベルのものを望んではいけないが、なかなか気がつくし、どこぞのホテルの中華とは違い、不快な思いをさせられることはなかった。(もちろん、そんなに高いレベルのサービスをここに求めてはいないし、求めてはいけないだろう。)

  各店舗により多少の差はあろうが、休日は阪急三番街店は混雑しているので、少し足を伸ばして梅田店に行くと良いだろう。尚、暖簾分けされたようなお店が尼崎にもある。良く似たお店が各地にもあるのかもしれない。(未確認です。)

  私の評価は、総合 13.25、料理 13.25 です。